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技術講座 血清
梅毒血清反応・2 沈降反応
著者: 堀越晃1
所属機関: 1東大病院中検
ページ範囲:P.64 - P.65
文献購入ページに移動 梅毒の血清学的診断として開発された沈降反応(ガラス板法,梅毒凝集法,RPRカードテスト)は鋭敏度,特異度の点で補体結合反応(緒方法,ほか)より高く,しかも短時間に多数の検体を処理できる利点を持っている.特に材料,器具の面でも少なくてすむことから,各検査法に定められた注意を守って正しく行えばよい成績が得られるので,多くの検査室で採用されている.なお3つの方法について解説するが,おのおの特徴があり,検査室の実状に応じて他の方法と組み合わせて実施することがたいせつである.
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