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文献詳細

雑誌文献

検査と技術2巻11号

1974年11月発行

マクロとミクロ

著者: 佐々木憲一1

所属機関: 1北里大病理

ページ範囲:P.6 - P.7

文献概要

 光線を感受する視覚器は,無脊椎動物では体表にある原始的感覚上皮によるが,脊椎動物では光の強さ,方向を感受すると同時に,その形や大きさ,表面の状態をも区別しうるものに進化している.哺乳動物の視覚器はヒトのそれと大同小異で,眼球と眼球の運動や保護をする副眼器(眼筋,眼瞼,結膜,涙器)から成っている.
 眼球は光を通し,網膜に焦点を結ばせるためのレンズ系と,神経刺激を脳へ伝導する神経系から成り,前者は角膜,前眼房,水晶体(レンズ),硝子体および虹彩,毛様体から成り,後者は網膜,視神経および強膜,脈絡膜などから成る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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