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文献詳細

雑誌文献

検査と技術2巻11号

1974年11月発行

技術講座 生理

シグナルとノイズ・8

著者: 石山陽事1 根岸勇2 近藤美佐子2

所属機関: 1虎の門病院生理学科 2慈恵医大病院中検電気生理

ページ範囲:P.57 - P.59

文献概要

1.解 答
 根岸 まず肢誘導はノーマルのと比べて各誘導の波高値には問題ない,ゲインにも問題ない.それからR-R間隔の変化,いわゆる紙送りの不良によるものはなさそうです.この中で目につくのは第I,第III誘導,aVL,それからaVF.にも若干ですがペンが太くなって見えてる.それが一律に太くなっているんじゃなくてムラのある太さであるということで,筋電図がはいっているんじゃないか,左手に筋電図がはいっていると考えられます.
 胸部誘導には特に問題はないでしょう.移行帯もV4にありますし,P波の出方についても問題ないと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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