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サイトスクリーナーの活動—研修と資格認定のシステム
著者: 田中昇1
所属機関: 1千葉県がんセンター研究所
ページ範囲:P.10 - P.11
文献購入ページに移動 細胞診に携わる技師に一般にcytoscreenerと称せられているが,厳密には(1) cytotechnologist,(2) screener,(3)標本作製技師の3段階に分けることができる.その仕事内容からの体系は,標本作製技師は塗抹,染色など標本作製業務に携わる.screenerはその標本についてscreeningを行い,異型細胞を選別し,cytotechnologistはその標本,細胞についてさらに検討を加え,その結果を細胞診医(cytopathologist)に提出する.細胞診医は最終的に診断をして臨床側に通告するというシステムになっている.しかし,日本ではそれほど,大規模な細胞診システムを有する施設がなく,screenerとcytotechnologistとの仕事上の厳密な区別はないのが現状であろう.
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