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文献概要
マスターしよう基本操作
希釈と分注
著者: 鈴田達男1
所属機関: 1東京医大・血清
ページ範囲:P.41 - P.45
文献購入ページに移動 血清学的反応といえば,だれしもピペットと試験管による2倍連続希釈を頭に思い浮かべるくらい希釈と分注は古典血清学の主流をなしている最も基本的な操作である.
最近ではゲル内沈降反応をはじめいくつかの簡易検査法では,試験管もピペットも使わない方法がもてはやされる傾向にあるため,昔ほど基本操作の習得に時間をかけないようであるが,どんなスポーツでも技術でも,およそ基本動作が満足にできなくて進歩を望むほうが無理というものである.
最近ではゲル内沈降反応をはじめいくつかの簡易検査法では,試験管もピペットも使わない方法がもてはやされる傾向にあるため,昔ほど基本操作の習得に時間をかけないようであるが,どんなスポーツでも技術でも,およそ基本動作が満足にできなくて進歩を望むほうが無理というものである.
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