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文献詳細

雑誌文献

検査と技術2巻3号

1974年03月発行

文献概要

病人と病気と病院

薬局

著者: 龍原徹1

所属機関: 1鳥取大病院薬剤部

ページ範囲:P.12 - P.15

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 病院にはいるとすぐ薬局があり,そこでは主に調剤を行なっている.調剤室が仕事の性質上,外から見えやすい場所に設置されているので,部外者にはこれが薬局の全部とよく誤解されやすい.氷山にたとえれば,水面から出て見えるのが調剤室で,水面下すなわち正面から見えない所でも薬品試験,製剤,注射剤製造,DI活動など多くの仕事をしている.
 薬局では病院で使用する薬品を原則として全部取り扱っている.その大部分は治療用医薬品であるが,そのほかに臨床検査用薬品,診断用薬品,血液,酸素など薬に関するものをすべて扱うことを原則としている.この場合,臨床用・研究用に用いる医薬品・試薬類のなかには,薬局で加工調製し交付するものもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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