文献詳細
文献概要
最近の検査技術
螢光薄層クロマトグラフィー
著者: 久保博昭1
所属機関: 1北里大臨床病理
ページ範囲:P.33 - P.36
文献購入ページに移動TLCの特徴
薄層クロマトグラフィー(thin layer chromatography;TLC)は,1956年にドイツの薬学者EgonStahl1)によって普遍的な方法として確立されたもので,ガラス板などのプレート上に適当な吸着剤を一定の厚さに薄層状に固着したもの(以後,薄層プレートと称する)を用いて,微量の混合物を分離する方法である.
TLCの臨床化学への応用はきわめて広範囲で,生体成分(糖,アミノ酸,脂質,ステロイド,など)の分析のほかに,薬剤や,その代謝物の分析にも用いられる.
薄層クロマトグラフィー(thin layer chromatography;TLC)は,1956年にドイツの薬学者EgonStahl1)によって普遍的な方法として確立されたもので,ガラス板などのプレート上に適当な吸着剤を一定の厚さに薄層状に固着したもの(以後,薄層プレートと称する)を用いて,微量の混合物を分離する方法である.
TLCの臨床化学への応用はきわめて広範囲で,生体成分(糖,アミノ酸,脂質,ステロイド,など)の分析のほかに,薬剤や,その代謝物の分析にも用いられる.
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