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基礎から応用へ
ヨウ素—デンプン反応
著者: 渡辺富久子1
所属機関: 1神戸女子薬大臨床生化学
ページ範囲:P.28 - P.31
文献購入ページに移動 急性膵炎,耳下腺炎などの際に診断的意義の高い血中,尿中のアミラーゼ活性の測定に,最も重要な主役を演じているのは基質として用いられるデンプンであり,アミラーゼ活性測定の精度はデンプンの品質にかかっているといっても過言ではないであろう.
生成した還元糖を測定するSaccharogenic法,残りのデンプンをヨウ素との反応でとらえるAmyloclastic法が主な測定法としてあげられるが,方法が簡単で広く利用されているAmyloclastic法の主軸ともいうべきヨウ素—デンプン反応について考えてみたい.
生成した還元糖を測定するSaccharogenic法,残りのデンプンをヨウ素との反応でとらえるAmyloclastic法が主な測定法としてあげられるが,方法が簡単で広く利用されているAmyloclastic法の主軸ともいうべきヨウ素—デンプン反応について考えてみたい.
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