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文献詳細

雑誌文献

検査と技術2巻5号

1974年05月発行

文献概要

基礎から応用へ

ヨウ素—デンプン反応

著者: 渡辺富久子1

所属機関: 1神戸女子薬大臨床生化学

ページ範囲:P.28 - P.31

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 急性膵炎,耳下腺炎などの際に診断的意義の高い血中,尿中のアミラーゼ活性の測定に,最も重要な主役を演じているのは基質として用いられるデンプンであり,アミラーゼ活性測定の精度はデンプンの品質にかかっているといっても過言ではないであろう.
 生成した還元糖を測定するSaccharogenic法,残りのデンプンをヨウ素との反応でとらえるAmyloclastic法が主な測定法としてあげられるが,方法が簡単で広く利用されているAmyloclastic法の主軸ともいうべきヨウ素—デンプン反応について考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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