文献詳細
病気のはなし
文献概要
解剖と生理
下垂体は,頭蓋底中央にあるトルコ鞍と呼ばれる小さな骨の穴の中に収まった内分泌組織です.大きさは,10×8×7mmくらいの楕円球状の小さいものですが,骨性のトルコ鞍に囲まれているために,レントゲン写真によって外部から外形を間接的に見ることができます.
下垂体は,組織的,機能的に異なった2種類の部分から作られ,それぞれ前葉,後葉と呼ばれています.中葉と呼ばれる部分もありますが,人間ではあまり明確に分かれてはいません.また,分泌されたホルモンを全身へ運搬するために,血管に富んでいます.
下垂体は,頭蓋底中央にあるトルコ鞍と呼ばれる小さな骨の穴の中に収まった内分泌組織です.大きさは,10×8×7mmくらいの楕円球状の小さいものですが,骨性のトルコ鞍に囲まれているために,レントゲン写真によって外部から外形を間接的に見ることができます.
下垂体は,組織的,機能的に異なった2種類の部分から作られ,それぞれ前葉,後葉と呼ばれています.中葉と呼ばれる部分もありますが,人間ではあまり明確に分かれてはいません.また,分泌されたホルモンを全身へ運搬するために,血管に富んでいます.
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