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文献詳細

雑誌文献

検査と技術2巻6号

1974年06月発行

文献概要

技術講座 病理

検体の処理法・3—硬組織

著者: 清野和夫1

所属機関: 1東京医歯大菌学部口腔病理

ページ範囲:P.68 - P.69

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 骨,軟骨,歯牙ならびに結石などの硬組織検体といえども多少の差はあるが,それらに付随する骨膜,筋,皮膚その他の軟組織も含んでいるのが普通である.これら両組織を同時に満足の得られる状態で観察しうるようなよい標本を作製することは必ずしも容易ではない.
 検査室で日常取り扱われている硬組織検体には,(1)生検(biopsy)材料,(2)手術材料,(3)剖検材料,などがある.また硬組織標本はそのまま標本にする未脱灰標本と無機物をある程度除去したのちに標本とする脱灰標本とに分けることができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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