icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術2巻9号

1974年09月発行

文献概要

基礎から応用へ

キレート生成反応・2

著者: 渡辺富久子1

所属機関: 1神戸女子薬大臨床生化学

ページ範囲:P.28 - P.31

文献購入ページに移動
 キレート生成反応を利用して比色定量が行われる際には,生成したキレートの呈色が安定であり,呈色の濃さが適当であること,言い替えれば分子吸光係数が大きいことが必要である.分子吸光係数とその利用価値の関係は,今村1)によれば次のようなものであるという.
 またキレート化合物を生成する際は,特定の金属イオンとのみ反応するかあるいは共存するイオンによる妨害が少ないものでなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?