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技術講座 病理
検体の処理法・6—針生検
著者: 山内勝彦1
所属機関: 1陸上自衛隊衛生学校教育部
ページ範囲:P.68 - P.69
文献購入ページに移動 生検には外科的なもの(surgical biopsy)と内科的なものとも言える針生検(needle biopsy)とに大別される.針生検は穿刺法の開発などにより簡易に実施することができて,患者にあまり苦痛を与えず反復採取できるために,病理組織学的に疾患の経過を追求することができる.また針生検が適応する臓器も骨髄,リンパ節などの造血臓器をはじめ,肝,脾,腎,乳腺,前立腺,甲状腺,胃,直腸,肺など,その範囲も非常に広くなりつつある.今回は紙数の関係で肝の針生検を中心に記述する.
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