icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術2巻9号

1974年09月発行

文献概要

技術講座 病理

検体の処理法・6—針生検

著者: 山内勝彦1

所属機関: 1陸上自衛隊衛生学校教育部

ページ範囲:P.68 - P.69

文献購入ページに移動
 生検には外科的なもの(surgical biopsy)と内科的なものとも言える針生検(needle biopsy)とに大別される.針生検は穿刺法の開発などにより簡易に実施することができて,患者にあまり苦痛を与えず反復採取できるために,病理組織学的に疾患の経過を追求することができる.また針生検が適応する臓器も骨髄,リンパ節などの造血臓器をはじめ,肝,脾,腎,乳腺,前立腺,甲状腺,胃,直腸,肺など,その範囲も非常に広くなりつつある.今回は紙数の関係で肝の針生検を中心に記述する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?