文献詳細
文献概要
検査法の基礎
共役酵素反応の基礎
著者: 小川善資1 伊藤啓1
所属機関: 1北里大学衛生学部臨床化学教室
ページ範囲:P.13 - P.18
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酵素活性を測定する場合も,物質の定量をする場合も,2〜3種類の酵素を組み合わせて使うことが多い.このように数種類の酵素を組み合わせた場合の2段階目以降の酵素のことを共役酵素と呼ぶが,十分に理解し,使用されているとは思えないことが多い.利用方法を誤れば,酵素の無駄使いとなるだけでなく,測定の正確性を低下させることとなる.本稿ではなるべく興味を持っていただくような内容としたが,共役酵素反応の解析は複雑であるため,興味を持たれた方は文献を利用し,もう少し正確な知識を入手していただきたい.
酵素活性を測定する場合も,物質の定量をする場合も,2〜3種類の酵素を組み合わせて使うことが多い.このように数種類の酵素を組み合わせた場合の2段階目以降の酵素のことを共役酵素と呼ぶが,十分に理解し,使用されているとは思えないことが多い.利用方法を誤れば,酵素の無駄使いとなるだけでなく,測定の正確性を低下させることとなる.本稿ではなるべく興味を持っていただくような内容としたが,共役酵素反応の解析は複雑であるため,興味を持たれた方は文献を利用し,もう少し正確な知識を入手していただきたい.
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