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技術講座 生理
危険な不整脈の読みかた,見分けかた
著者: 渡辺淳1
所属機関: 1東北大学医学部第一内科
ページ範囲:P.47 - P.52
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不整脈は日常よく遭遇する疾患であるが,極めて危険性の高いものからまったく無害のものまで多岐にわたっている.ここでは患者にとって危険な不整脈を,その程度により次の3段階に分けて解説した,①致死性不整脈:心室細動および心停止,②警告不整脈:心室頻拍,心室性期外収縮,房室ブロック,洞徐脈.③準緊急不整脈:上室性頻拍症および持続的徐脈.これらの不整脈の危険性の判断は難しいこともあるが,急性心筋梗塞や器質的心疾患の増悪に伴うものは致死性不整脈を生じやすいので注意を要する.
不整脈は日常よく遭遇する疾患であるが,極めて危険性の高いものからまったく無害のものまで多岐にわたっている.ここでは患者にとって危険な不整脈を,その程度により次の3段階に分けて解説した,①致死性不整脈:心室細動および心停止,②警告不整脈:心室頻拍,心室性期外収縮,房室ブロック,洞徐脈.③準緊急不整脈:上室性頻拍症および持続的徐脈.これらの不整脈の危険性の判断は難しいこともあるが,急性心筋梗塞や器質的心疾患の増悪に伴うものは致死性不整脈を生じやすいので注意を要する.
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