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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻1号

1992年01月発行

文献概要

検査ファイル

組織プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)

著者: 飯島憲司1

所属機関: 1鳥取大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.79 - P.79

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 血液凝固反応の結果,血管内に生じたフィブリン塊はやがて溶解され,血液循環は正常状態に回復される.このフィブリン塊を溶解する酵素はプラスミンであるが,通常はプラスミノゲンとして血液中に存在している.プラスミノゲンをプラスミンに転換する酵素を,プラスミノゲンアクチベータ(plasminogen activator;PA)と総称する.PAにはウロキナーゼが知られていたが,近年生体内で最も重要な働きを担うものとして組織プラスミノゲンアクチベータ(tissue-plasmiogen activator;t-PA)の存在が明らかにされた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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