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感覚代行機器とその開発上の問題点
著者: 伊福部達1
所属機関: 1北海道大学応用電気研究所
ページ範囲:P.81 - P.82
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感覚代行は失われた視覚や聴覚の機能を残された感覚や神経で代行できるようにすることを目的としている.最先端の情報工学や生体工学の技術を駆使すれば目や耳の不自由な人のための目や耳の代わりになる機器ができるのではないかという考えの基に20年ほど前から本格的な研究を開始している.
感覚代行研究には3つのアプローチがある.第一は,文字や音声の情報を残された皮膚の感覚を介して伝達できるように変換する方法であり,第二は,視覚障害者の聴覚,聴覚障害者の視覚を利用する方法であり,第三は,残された視神経や聴神経を直接電気刺激して大脳に情報を伝達する方法である.
感覚代行は失われた視覚や聴覚の機能を残された感覚や神経で代行できるようにすることを目的としている.最先端の情報工学や生体工学の技術を駆使すれば目や耳の不自由な人のための目や耳の代わりになる機器ができるのではないかという考えの基に20年ほど前から本格的な研究を開始している.
感覚代行研究には3つのアプローチがある.第一は,文字や音声の情報を残された皮膚の感覚を介して伝達できるように変換する方法であり,第二は,視覚障害者の聴覚,聴覚障害者の視覚を利用する方法であり,第三は,残された視神経や聴神経を直接電気刺激して大脳に情報を伝達する方法である.
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