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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻10号

1992年09月発行

文献概要

病気のはなし

筋炎

著者: 川井充1

所属機関: 1国立療養所下志津病院神経内科

ページ範囲:P.760 - P.765

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はじめに
 「筋炎」は骨格筋の炎症を示す言葉で,ウイルスや細菌,寄生虫などが骨格筋に直接感染して引き起こされたもの,すなわち「感染性ミオパシー」と,原因不明の自己免疫性疾患として現れるもの,すなわち「特発性炎症性ミオパシー」の2つに大きく分けられる.通常,神経内科領域で(狭い意味での)「筋炎」あるいは「多発性筋炎」,「皮膚筋炎」といった場合,後者を指す.本稿は主として後者について解説するものである.
 初めに典型的な症例を呈示してから詳しい解説に移りたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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