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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻11号

1992年10月発行

文献概要

検査法の基礎

FDP分画—フィブリノゲン・フィブリン分解産物の各分画

著者: 鈴木節子1

所属機関: 1横須賀共済病院中央検査科

ページ範囲:P.863 - P.868

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サマリー
 凝固線溶亢進状態の指標としてフィブリノゲン(Fbg)・フィブリン(Fb)分解産物を抗フィブリノゲンポリクローナル抗体により測定するFDP測定が普及しているが,近年では抗FDP分画モノクローナル抗体によりFDPのDDE,DD,D,E分画が測定可能となった.DDE,DD分画の検出は安定化フィブリンが体内でできた証拠である.従来からのFDP,FM測定とDD分画測定を組み合わせることによって凝固線溶状態をより詳細に把握することができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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