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技術講座 免疫
非放射性プローブを用いたDNA検出法
著者: 内村結花1
所属機関: 1宝酒造(株)バイオ研究所
ページ範囲:P.877 - P.883
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非放射性ラベルによるDNA検出は,その有用性が知られながら,感度の問題などから今1つ利用されることが少なかった.しかし,ここ数年でさまざまな改良が成され,今や実用段階に入ったといえる.研究室レベルではもちろん,実際の臨床検査の場でも今後利用される機会が多くなると思われる.本稿では,非放射性検出のための一般的な標識プローブの調製法および,それらを用いたハイブリダイゼーションについて述べた.また,従来のハイブリダイゼーションの概念を打ち破る“逆ブロット法”についても具体例を挙げて説明した.
非放射性ラベルによるDNA検出は,その有用性が知られながら,感度の問題などから今1つ利用されることが少なかった.しかし,ここ数年でさまざまな改良が成され,今や実用段階に入ったといえる.研究室レベルではもちろん,実際の臨床検査の場でも今後利用される機会が多くなると思われる.本稿では,非放射性検出のための一般的な標識プローブの調製法および,それらを用いたハイブリダイゼーションについて述べた.また,従来のハイブリダイゼーションの概念を打ち破る“逆ブロット法”についても具体例を挙げて説明した.
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