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検査データを考える
血清ビリルビン
著者: 坂岸良克1
所属機関: 1埼玉医科大学医学部第1生化学
ページ範囲:P.921 - P.928
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黄疸の本態であり,肝疾患のみならず,溶血の指標ともなるビリルビンは1833年にEhrlichが尿中成分として測定を試みて以来,最も広く診断に利用されている検査項目である.
それにもかかわらず,分析機を更新する際,その精度管理は担当の技師をひとかたならず悩ませる項目の1つである.
黄疸の本態であり,肝疾患のみならず,溶血の指標ともなるビリルビンは1833年にEhrlichが尿中成分として測定を試みて以来,最も広く診断に利用されている検査項目である.
それにもかかわらず,分析機を更新する際,その精度管理は担当の技師をひとかたならず悩ませる項目の1つである.
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