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検査法の基礎
糖鎖性の腫瘍マーカーの検査法
著者: 高田亜希子1 神奈木玲児1
所属機関: 1愛知県がんセンター研究所病理学第2部
ページ範囲:P.961 - P.972
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モノクローナル抗体の技術を用いて発見された癌細胞の糖鎖抗原は,腫瘍マーカーとして癌の血清診断に活発に応用されている.これらの腫瘍マーカーは,1型基幹糖鎖,2型基幹糖鎖,母核糖鎖,コア分子関連などいくつかのグループに分類され,グループごとに独特の臨床的特徴を持つ.最近これらのうち主要な糖鎖抗原が癌の転移に関与する細胞接着因子であることが判明しつつある.
モノクローナル抗体の技術を用いて発見された癌細胞の糖鎖抗原は,腫瘍マーカーとして癌の血清診断に活発に応用されている.これらの腫瘍マーカーは,1型基幹糖鎖,2型基幹糖鎖,母核糖鎖,コア分子関連などいくつかのグループに分類され,グループごとに独特の臨床的特徴を持つ.最近これらのうち主要な糖鎖抗原が癌の転移に関与する細胞接着因子であることが判明しつつある.
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