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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻12号

1992年11月発行

文献概要

生体のメカニズム ホルモン・11

ホルモンによる血流調節

著者: 杉本徳一郎1 松岡博昭2

所属機関: 1三井記念病院内科腎センター 2国立循環器病センター高血圧腎臓部門

ページ範囲:P.1014 - P.1018

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はじめに
 全身の血液循環は生体の機能維持に不可欠の要素であり,血流が停止してはヒトはもはや生命活動を行うことができない.この血液循環には血流を送り出すポンプの心臓と血液が送られてくるパイプの血管の2つが役割を担っているといえる.
 心臓から送り出された血液は各臓器(脳,腎,肝,消化管,骨格筋,皮膚など)に分配される.その分配のされかた,すなわち各臓器の血流は,その臓器へ枝分かれする血管の太さによって規定されているうえに,臓器内の微小血管の血管抵抗によってもさらに微細に調節される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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