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講座 英語論文を読む・23
母体の血清マーカーを用いたダウン症候群の出生前スクリーニング
著者: 弘田明成1
所属機関: 1駒沢病院内科
ページ範囲:P.1028 - P.1029
文献購入ページに移動方法:われわれは予期的に妊娠の第2三ケ月期の女性および青年女子25,207名をスクリーニングし,3つの血中マーカーをすべて測定するとともに母体年齢も含めたアルゴリズムに従い,それぞれに胎児ダウン症になる危険率を算出した.この手順に従って,1,661名(6.6%)の妊婦が最初に第2三ケ月期における胎児ダウン症の危険性が1対190以上の確率で出現すると判断し,さらにそのうちの962名(3.8%)に妊娠週数を確認した後に羊水検査による染色体分析を勧めた.妊娠週数は最終月経周期の初日を基準にして算定し,可能であるときは超音波検査で決定した.
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