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技術講座 一般
尿沈渣検査の精度管理
著者: 今井宣子1
所属機関: 1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1089 - P.1094
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精度管理には,まず検査法の統一化が先決であるが,次に必要となるのはその結果得られる検査成績の正確さと精密さのチェックである.チェック法には,内部精度管理(コントロール尿,陽性率と陰性率,関連性チェック),外部精度管理(コントロールサーベイ,スライドサーベイやフォトサーベイ,クロスチェック)がある.その他,教育と学習・研鑽も大切である.中でも,コントロール尿を用いた精度管理とクロスチェックを併用して複数施設間で共同実施する方法は,施設内変動と施設間変動の是正に効果的である.
精度管理には,まず検査法の統一化が先決であるが,次に必要となるのはその結果得られる検査成績の正確さと精密さのチェックである.チェック法には,内部精度管理(コントロール尿,陽性率と陰性率,関連性チェック),外部精度管理(コントロールサーベイ,スライドサーベイやフォトサーベイ,クロスチェック)がある.その他,教育と学習・研鑽も大切である.中でも,コントロール尿を用いた精度管理とクロスチェックを併用して複数施設間で共同実施する方法は,施設内変動と施設間変動の是正に効果的である.
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