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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻2号

1992年02月発行

文献概要

明日の検査技師に望む

創造的科学者・研究者としての技師

著者: 宮井潔1

所属機関: 1大阪大学医学部臨床検査診断学・中央臨床検査部

ページ範囲:P.108 - P.108

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 明日の臨床検査技師に何を望むか,人それぞれの考えかたがあるとは思うが,私は一言“創造的”な科学者・研究者になっていただきたい,そして明日といわず,今日からでもそれを目指してほしいと思うのである.
 いうまでもなく臨床検査には,新しく優れた技術や評価法の開発・研究が必須である.では現在,誰がその研究を行っているのだろうか.もっぱら検査の現場になじみの少ない他分野の“研究者”によって作られた検査法で現場が振り回されているといっても過言ではない.そうではなく検査の現場を熟知している検査技師によってこそ,はじめて真に優れた検査法の開発・研究が可能となるはずである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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