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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻2号

1992年02月発行

文献概要

技術講座 微生物

喀痰の塗抹検査

著者: 柳瀬賢次1 中村美加栄1 滝沢茂夫1

所属機関: 1聖隷三方原病院呼吸器科

ページ範囲:P.129 - P.134

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サマリー
 呼吸器感染症治療の成否は起炎菌診断にかかっているといっても過言ではない.喀痰の分離培養は最も普及している非侵襲的起炎菌診断法であるが,口腔内常在菌の汚染を受けやすいため,起炎性のない菌が分離されたり起炎菌が分離されないことが少なくない.喀痰のグラム染色は,こうした問題を解決するうえで重要な方法であり,分離培養と同時に施行することで,高い起炎菌判明率が得られる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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