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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻2号

1992年02月発行

文献概要

検査ファイル

リチウムイオノフォア—血液中のリチウム測定

著者: 中野泰介1

所属機関: 1東亜電波工業(株)科学計測技術部1グループ

ページ範囲:P.170 - P.170

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はじめに
 躁病の治療薬として炭酸リチウムが経口投与される.その際血液中のリチウムイオン(Li)濃度をモニターしつつ投与することが望まれる.従来,この薬物モニターは炎光光度法により行われていたが,より簡便な方法が求められていた.それがリチウムイオノフォアの開発により,これを用いたイオン電極法によって実現可能となった.ここでは国産初の装置NAKL-133(東亜電波工業(株))を例に,Li電極の概略を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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