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エンドセリン
著者: 菅野一男1 平田結喜緒1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第2内科学教室
ページ範囲:P.171 - P.171
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1988年,柳沢らによりブタ大動脈内皮細胞の培養液中より強力な血管収縮性ペプチドが単離同定され,エンドセリン(ET)と命名された.その後,ヒトET遺伝子には3種類のイソフォーム(ET-1,ET-2,ET-3)が存在することが判明した(図).これまでに高感度で特異的ET-1のラジオイムノアッセイ(RIA)やエンザイムイムノアッセイ(EIA)が開発されており,血漿,尿,髄液中にET-1様免疫活性が存在することが知られている.ET-1は局所ホルモンとしてさまざまな生理作用を持つ可能性が示唆されている.
1988年,柳沢らによりブタ大動脈内皮細胞の培養液中より強力な血管収縮性ペプチドが単離同定され,エンドセリン(ET)と命名された.その後,ヒトET遺伝子には3種類のイソフォーム(ET-1,ET-2,ET-3)が存在することが判明した(図).これまでに高感度で特異的ET-1のラジオイムノアッセイ(RIA)やエンザイムイムノアッセイ(EIA)が開発されており,血漿,尿,髄液中にET-1様免疫活性が存在することが知られている.ET-1は局所ホルモンとしてさまざまな生理作用を持つ可能性が示唆されている.
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