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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻4号

1992年04月発行

文献概要

トピックス

“Streptococcus milleri”groupの病原性

著者: 草野展周1

所属機関: 1琉球大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.354 - P.355

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はじめに
 Streptococcus milleriはviridans streptococciのひとつであるが,その呼称は菌名というより,数種の菌種の総称として使われており,“S. milleri”group(SMG)という表現が一般的である.Bergey's manualではoral streptococciの1グループに分類されており,α溶血または非溶血であるStreptococcus constellatus,Streptococcus intermediusと,β溶血を示すStreptococcus anginosusの3菌種が含まれている1,2).一方,DNAの相同性などからS. anginosusに統括しようとする分類グループもあるが,否定的な報告も多い.しかし,菌名としてはS. anginosusが最も古いため,これをグループ名として用いている場合もある3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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