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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻5号

1992年05月発行

文献概要

検査法の基礎

ウイルス性髄膜炎の検査

著者: 松本一郎1

所属機関: 1岩手医科大学医学部細菌学講座

ページ範囲:P.387 - P.392

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サマリー
 ウイルス性髄膜炎の主要病原体はエンテロウイルスとムンプスウイルスである.これらの検査には,主に組織培養(RD-18S,HeLa,LLC-MK2細胞など)によるウイルス分離が行われるが,その検査結果は適切に検体が採取されているか否かで大きく左右される.また上記以外の病因も考えられ,ウイルス分離は種々の細胞を組み合わせて行うことが望ましい.
 近年,ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法が開発され,ウイルス核酸検出によるウイルス性髄膜炎の診断にも応用されつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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