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文献概要
検査法の基礎
ウイルス性髄膜炎の検査
著者: 松本一郎1
所属機関: 1岩手医科大学医学部細菌学講座
ページ範囲:P.387 - P.392
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ウイルス性髄膜炎の主要病原体はエンテロウイルスとムンプスウイルスである.これらの検査には,主に組織培養(RD-18S,HeLa,LLC-MK2細胞など)によるウイルス分離が行われるが,その検査結果は適切に検体が採取されているか否かで大きく左右される.また上記以外の病因も考えられ,ウイルス分離は種々の細胞を組み合わせて行うことが望ましい.
近年,ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法が開発され,ウイルス核酸検出によるウイルス性髄膜炎の診断にも応用されつつある.
ウイルス性髄膜炎の主要病原体はエンテロウイルスとムンプスウイルスである.これらの検査には,主に組織培養(RD-18S,HeLa,LLC-MK2細胞など)によるウイルス分離が行われるが,その検査結果は適切に検体が採取されているか否かで大きく左右される.また上記以外の病因も考えられ,ウイルス分離は種々の細胞を組み合わせて行うことが望ましい.
近年,ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法が開発され,ウイルス核酸検出によるウイルス性髄膜炎の診断にも応用されつつある.
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