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ずり応力惹起血小板凝集(SIPA)
著者: 佐藤公美1 川合陽子2 池田康夫3
所属機関: 1早稲田大学理工学部 2慶応義塾大学医学部中央臨床検査部 3慶応義塾大学医学部内科学教室
ページ範囲:P.449 - P.450
文献購入ページに移動血小板は,ADP,エピネフリンなどの種々のアゴニストの添加により凝集するほか,ずり応力を負荷することだけで(これらアゴニストの非存在下),血小板凝集が惹起されることが最近明らかにされてきた1).
このずり応力惹起血小板凝集(shear-induced platelet aggregation;SIPA)は,その刺激となるずり応力が生体内で起こりうる刺激であることからその生理的意義が注目されてきている.筆者らは,SIPAを連続的に測定する装置を開発し,SIPAの発現機序を解析したので以下に記す.
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