icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻6号

1992年05月発行

文献概要

増刊号 尿検査法 I.総論 2.尿からみた水・電解質と酸・塩基平衡

(4)酸・塩基平衡の調節

著者: 北岡建樹1

所属機関: 1望星病院

ページ範囲:P.21 - P.23

文献購入ページに移動
 生体の血液pHは,正常では7.40±0.05の範囲に調節されている.われわれは毎日食事や飲料水などから酸あるいは塩基を取り入れ,また体内代謝により絶えず負荷がかけられている.しかしながら,どのような負荷があっても酸・塩基調節機構が正常であるかぎり,体内のpHは一定に保たれている.このことは体液量あるいは体液浸透圧の調節機構と同様に,生命の維持に必須の事項だからである.これは以下に述べる巧妙な調節機構が存在するためにほかならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら