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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻6号

1992年05月発行

文献概要

増刊号 尿検査法 I.総論 4.腎機能検査の意義

(2)糸球体

著者: 海老原功1 小出輝1

所属機関: 1順天堂大学医学部腎臓内科

ページ範囲:P.42 - P.43

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糸球体
 糸球体(図1)は毛細血管の束より成り,血液がこの毛細血管腔を流れる間に限外濾過が行われる.毛細血管腔よりボウマン腔内(図2)へ濾過された限外濾過液は,蛋白成分を除き血漿とほぼ同一の成分を含み,尿細管腔へと入る.そのほとんどは尿細管上皮で選択的再吸収を受け,尿細管周囲の毛細血管を経て全身循環へ戻って行く.糸球体と,尿細管(近位,移行部,遠位)は腎臓の単位構造=ネフロンと称される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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