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文献概要
増刊号 尿検査法 I.総論 4.腎機能検査の意義
(4)遠位尿細管
著者: 鈴木誠1 百瀬光生1 川口良人1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学第2内科
ページ範囲:P.47 - P.49
文献購入ページに移動また,遠位尿細管では抗利尿ホルモン(ADH)に反応して水チャンネルが活性化する.そのため対向流(counter current)系で高浸透圧となった間質にH2Oが移動し尿は濃縮される.飲水制限をし内因性のADHを活性化させた結果がフィッシュバーグ(Fishberg)試験である.外因性にADH(ピトレッシン)を注射して,反応を調べることもできる.
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