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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻6号

1992年05月発行

文献概要

増刊号 尿検査法 II.各論 4.非蛋白性窒素化合物

(2)尿酸

著者: 影山信雄1

所属機関: 1社会保険中京病院検査部

ページ範囲:P.94 - P.95

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はじめに
 尿酸はヒトにおける核酸代謝の最終産物で,主に肝臓で生成される.
 核酸はヌクレアーゼで加水分解され,数個のヌクレオチド(プリン塩基+リボース+リン酸)が結合したオリゴヌクレオチドとなり,さらにホスホジエステラーゼで加水分解されてモノヌクレオチドにまでなる.このようにして,核酸は構成単位であるヌクレオチドのアデニル酸(AMP)とグアニル酸(GMP)に分解される.AMPとGMPは,いろいろな特異的酵素の触媒で代謝されたり回収されたりするが,最終的には尿酸となる1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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