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増刊号 尿検査法 II.各論 4.非蛋白性窒素化合物
(4)クレアチン
著者: 大澤進1
所属機関: 1千葉大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.98 - P.99
文献購入ページに移動尿のクレアチンは血清濃度が0.58mg/dl以上で尿中排泄がみられ,病的な増加は飢餓,熱疾患,進行性筋ジストロフィー症,甲状腺機能亢進症,糖尿病などで起こる.また,甲状腺機能低下,肝障害では排泄が低下する.尿クレアチン測定の診断価値は疾患特異性の点や新しい診断法の開発によって薄らいできたが,筋疾患では利用されている.
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