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増刊号 尿検査法 II.各論 17.尿沈渣
尿沈渣
著者: 今井宣子1
所属機関: 1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.180 - P.187
文献購入ページに移動 尿沈渣鏡検はもっとも一般的に実施されている検査であり,手技的には簡単な検査でありながら,得られる臨床情報量は多く,時には診断に直結するほどの重大な情報が得られることもある.尿沈渣標本の作製法や成分の分類法,結果の記載法については,すでに日本臨床衛生検査技師会から標準法が提示されているので1),これに準ずることとし,ここでは主に医療情報としての尿沈渣成分の見かた・考えかたについて述べる.
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