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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻6号

1992年05月発行

文献概要

増刊号 尿検査法 II.各論 19.ホルモンおよび関連物質 5)副腎髄質関連

(2)バニリルマンデル酸

著者: 山内穣滋1 大石誠一1 佐藤辰男1

所属機関: 1熊本大学医学部第3内科

ページ範囲:P.221 - P.223

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はじめに
 バニリルマンデル酸(vanillylmandelic acid;VMA)は,カテコールアミンの最終代謝産物(図)であり,尿中へはすべて遊離型で排泄され,量もmg単位と多く,その尿中排泄量は生体内のカテコールアミン合成量を知る際に有用である.したがって,カテコールアミン産生腫瘍の診断や治療効果判定,経過観察に利用されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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