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増刊号 尿検査法 II.各論 19.ホルモンおよび関連物質 5)副腎髄質関連
(2)バニリルマンデル酸
著者: 山内穣滋1 大石誠一1 佐藤辰男1
所属機関: 1熊本大学医学部第3内科
ページ範囲:P.221 - P.223
文献購入ページに移動バニリルマンデル酸(vanillylmandelic acid;VMA)は,カテコールアミンの最終代謝産物(図)であり,尿中へはすべて遊離型で排泄され,量もmg単位と多く,その尿中排泄量は生体内のカテコールアミン合成量を知る際に有用である.したがって,カテコールアミン産生腫瘍の診断や治療効果判定,経過観察に利用されている.
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