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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻6号

1992年05月発行

文献概要

増刊号 尿検査法 II.各論 19.ホルモンおよび関連物質 6)性腺機能関連

(3)テストステロン

著者: 寺園崇1 宮地幸隆1

所属機関: 1東邦大学医学部第1内科

ページ範囲:P.232 - P.233

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はじめに
 テストステロンは精子の形成や第2次性徴の発現に欠くことができない.陰茎の肥大,体毛の発生を促し,声帯の肥厚や甲状軟骨の肥大によって声を低音化する.蛋白同化作用を示して骨格や筋に作用し,成長や肥大を促し男性らしい体型をつくる.
 男性では,テストステロンの産生のほとんどは睾丸において行われる.女性では卵巣での産生が少ないので,量的には男性と同等である少量の副腎皮質での産生が重要となってくる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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