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増刊号 尿検査法
II.各論 23.微生物検査 1)尿路感染症と原因微生物
文献概要
はじめに
尿路感染症は,一般に尿中の微生物の定着と,腎から尿道に至る尿路系臓器組織の感染と定義される.一般的には細菌が多いが,酵母菌,真菌,クラミジアやウイルスも認めることがある.そのなかでも,表1に示されるようにクラミジア,ウレアプラズマ,トリコモナス,カンジダなどさまざまな微生物が尿路感染症の原因となる.
以下,特殊な微生物による尿路感染症について略記する.
尿路感染症は,一般に尿中の微生物の定着と,腎から尿道に至る尿路系臓器組織の感染と定義される.一般的には細菌が多いが,酵母菌,真菌,クラミジアやウイルスも認めることがある.そのなかでも,表1に示されるようにクラミジア,ウレアプラズマ,トリコモナス,カンジダなどさまざまな微生物が尿路感染症の原因となる.
以下,特殊な微生物による尿路感染症について略記する.
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