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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻6号

1992年05月発行

増刊号 尿検査法

II.各論 23.微生物検査 2)尿路感染症の検査法

(2)尿沈渣成績と塗抹検査法

著者: 尾崎京子1

所属機関: 1新潟大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.272 - P.273

文献概要

はじめに
 尿路感染症の診断は,Kassら1)が提唱したように,定量培養法による細菌尿の証明がもっとも重要である.しかし,多くの尿路感染症では膿尿が認められるし2),尿を染色鏡検して細菌がみられれば,細菌尿が強く示唆される.培養に先立ち,尿の生鮮標本や染色標本を直接鏡検することは,迅速に細菌尿を検出する方法としてきわめて有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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