icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻6号

1992年05月発行

文献概要

増刊号 尿検査法 II.各論 24.尿細胞診

(9)尿路系腫瘍の組織学的特徴

著者: 坂本穆彦1

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.314 - P.315

文献購入ページに移動
 尿路系腫瘍の組織学的特徴としてまずあげられる点は,移行上皮癌の出現頻度の高さである.尿流にそって腎臓,尿管,膀胱,尿道と部位は変わっても,ほとんどは移行上皮で被覆されており,その内腔を尿は流れる.移行上皮由来の腫瘍のなかでもっとも多いものは移行上皮癌,次いで移行上皮乳頭腫である.病変発生部位としては膀胱が第1位を占める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら