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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻6号

1992年05月発行

文献概要

資料

尿検査試験紙

著者: 永峰康孝1

所属機関: 1徳島大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.332 - P.334

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 尿検査試験紙は,1956年にフリーとコーマーによって開発された酵素法による尿糖試験紙がその嚆矢である.以後,蛋白,ケトン体,潜血と項目が増加し,1960年代になると徐々に検査室に導入されるようになった.尿検査は患者に苦痛を与えない非侵襲性の検査であり,特に,試験紙法は簡便,迅速に情報を得ることができるため,臨床の場において,年々飛躍的に増加してきた.現在では,さらに開発改良が加えられ,表(次頁)に示すように,1枚の試験紙で最大10項目まで測定可能になった.
 測定原理は,各社の表現法に若干の差異があるが,ほとんどの項目は同じ反応原理に基づいている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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