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尿検査の自動化 (3)細菌検査
著者: 常岡英弘1
所属機関: 1山口県長門総合病院研究検査科
ページ範囲:P.347 - P.348
文献購入ページに移動 近年,臨床微生物検査部門においても,細菌尿スクリーニング,菌種の同定,薬剤感受性を中心に自動化が急速に進められている.細菌尿スクリーニング検査では,特に自動機器の導入による迅速化,省力化の効果が大きい.
検査室に提出される培養材料のうち,尿検体の占める割合は高いが,その多くは有意細菌陰性尿である.これを短時間にスクリーニングできれば,即座に陰性結果を臨床に報告できるとともに,陽性尿のみ効率よく検査を進めることができ,迅速化,省力化につながる.したがって,細菌尿スクリーニングの機器は陰性尿をいかに簡単に,正確かつ迅速に除外できるか,またランニングコストが安いかが要求される.
検査室に提出される培養材料のうち,尿検体の占める割合は高いが,その多くは有意細菌陰性尿である.これを短時間にスクリーニングできれば,即座に陰性結果を臨床に報告できるとともに,陽性尿のみ効率よく検査を進めることができ,迅速化,省力化につながる.したがって,細菌尿スクリーニングの機器は陰性尿をいかに簡単に,正確かつ迅速に除外できるか,またランニングコストが安いかが要求される.
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