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尿微生物検査をめぐって (1)尿培養における偽陽性,偽陰性
著者: 小濱康彦1
所属機関: 1鹿児島大学医学部泌尿器科
ページ範囲:P.349 - P.351
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尿中細菌検査は,鏡検,定量培養,分離培養,同定,薬剤感受性試験が主な項目であり,尿中細菌の定量培養法は尿路感染症の診断,治療効果の判定にきわめて有用である.投与された抗菌剤の影響により血液培養が偽陰性(false negative)となることは日常よく知られている.そこで,尿中細菌培養に与える抗菌剤の影響について検討を行った.
尿中細菌検査は,鏡検,定量培養,分離培養,同定,薬剤感受性試験が主な項目であり,尿中細菌の定量培養法は尿路感染症の診断,治療効果の判定にきわめて有用である.投与された抗菌剤の影響により血液培養が偽陰性(false negative)となることは日常よく知られている.そこで,尿中細菌培養に与える抗菌剤の影響について検討を行った.
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