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文献概要
病気のはなし
骨粗鬆症
著者: 白木正孝1
所属機関: 1東京都老人医療センター研究検査科
ページ範囲:P.464 - P.472
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骨粗鬆症は罹患した患者の生命を奪うことは少ないが,その日常生活能力を障害することが多いので問題とされる症候群である.本症は骨の加齢現象に危険因子が加わって発生するが,最近,骨量測定などにより定量的,特異的診断がなされるようになってきている.
本症は早期の予防治療が系統的に行わなければならない疾患であり,そのためには骨の検診を行う必要が生ずる.その治療法は現在も次々と開発中であり,本症に対する総合的施策が確立する日が近い.
骨粗鬆症は罹患した患者の生命を奪うことは少ないが,その日常生活能力を障害することが多いので問題とされる症候群である.本症は骨の加齢現象に危険因子が加わって発生するが,最近,骨量測定などにより定量的,特異的診断がなされるようになってきている.
本症は早期の予防治療が系統的に行わなければならない疾患であり,そのためには骨の検診を行う必要が生ずる.その治療法は現在も次々と開発中であり,本症に対する総合的施策が確立する日が近い.
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