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技術講座 生化学
糖化アルブミンの測定法
著者: 大島一洋1
所属機関: 1徳島大学医学部臨床検査医学講座
ページ範囲:P.487 - P.492
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糖化アルブミン(glycated albumin;GA)は糖とアルブミンが非酵素的に結合したケトアミンで,糖尿病における血糖コントロールの良い指標である.
血清GAは,①弱酸でアルブミンと結合した糖から5-hydroxymethyl furfural(HMF)を遊離させ,これとthiobarbiturateを結合させる比色法,②糖の特定残基であるglucitol-lysine(GL)に対する特異抗体を用いたイムノアッセイ,③糖のcis-diol基が特異的にホウ酸と結合することを応用したアフィニティクロマトグラフィなどの方法により測定される.
糖化アルブミン(glycated albumin;GA)は糖とアルブミンが非酵素的に結合したケトアミンで,糖尿病における血糖コントロールの良い指標である.
血清GAは,①弱酸でアルブミンと結合した糖から5-hydroxymethyl furfural(HMF)を遊離させ,これとthiobarbiturateを結合させる比色法,②糖の特定残基であるglucitol-lysine(GL)に対する特異抗体を用いたイムノアッセイ,③糖のcis-diol基が特異的にホウ酸と結合することを応用したアフィニティクロマトグラフィなどの方法により測定される.
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