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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻8号

1992年07月発行

今月の表紙

骨肉腫(骨内分化型骨肉腫と通常型骨肉腫)

著者: 諸傑1 町並陸生1

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.568 - P.568

文献概要

 骨内分化型骨肉腫は1977年にUnniらによって指摘された腫瘍で,良性骨腫瘍あるいは腫瘍様病変と誤診される可能性が高い.不完全切除では必ず再発をきたし,再発を繰り返すうちに悪性度の上昇を招き,通常型骨肉腫様になることがある.
 病理組織学的には紡錘形細胞の増殖と類骨・骨組織の形成を基本像とし,Dahlinの骨肉腫悪性度分類の“grade 1”に相当する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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