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けんさ質問箱
Q 治療経過とMRSAの判定
著者: 江崎孝行1
所属機関: 1岐阜大学医学部微生物学講座
ページ範囲:P.616 - P.616
文献購入ページに移動 黄色ブドウ球菌の中でもMRSAが重要性を増していますが,治療の経過とともにコアグラーゼが弱性化,さらに陰性化してしまう場合があります.これに伴いDNaseも弱くなっているようです.このような場合,黄色ブドウ球菌と判定してもよいのでしょうか.臨床側の目的はMRSAの有無を問うことにあると思うのですが,報告はどのようにしたらいいのでしょうか.また,判定用キット(アピスタフなど)での反応は,MRSAが多様化した場合でも黄色ブドウ球菌となる確率は高いのでしょうか.
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