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文献詳細

雑誌文献

検査と技術20巻9号

1992年08月発行

文献概要

技術講座 血清

アレルゲン特異IgE抗体の検査法

著者: 山根誠久1 坂本福美2

所属機関: 1熊本大学医学部臨床検査医学教室 2熊本大学医学部附属病院中央検査部

ページ範囲:P.699 - P.705

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サマリー
 I型アレルギー(即時型アレルギーあるいはIgE依存型アレルギー)に起因するアトピー性疾患の原因アレルゲンを診断する目的で,アレルゲン特異IgE抗体の測定が行われる.検査法は,患者の生体を用いるベッドサイドでの検査と,患者検体を用いる検査室での検査法に分けられる.
 患者の生体を用いるベッドサイドでの検査法は,アレルゲンを投与してアレルギー反応を誘発することを原理とし,これにはプリックテスト,スクラッチテスト,皮内テストなどの皮膚テストのほか,気管支喘息でのアレルゲン吸入誘発試験,鼻アレルギーでの鼻誘発試験,食物アレルギーでの摂取試験などの誘発試験がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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